電車内の痴漢により現行犯逮捕。被害者への謝罪と根気強い交渉によって示談が成立し、不起訴処分に
- cases204
- 2017年09月26日更新
- 男性
- 30代
- 会社員
- 性・風俗事件
- ■犯罪行為 迷惑行為防止条例違反
- ■罪名 痴漢
- ■解決結果 不起訴
事件発生の経緯
Aさんは、電車内で痴漢をしてしまい、電車から降りたところを現行犯逮捕されました。
逮捕された直後に、Aさんのお母様が当事務所にご相談され、まずは、Aさんの身柄拘束を解くための弁護活動が始まりました。
ご相談~解決の流れ
Aさんと接見したところ、妻と子供には秘密にしておきたいとのことでした。
Aさんの身柄拘束を解くために、Aさんに謝罪文や反省文を書いてもらい、Aさんのお母様に身元引受書を作成してもらいました。それらの資料を添付したうえで、弁護人が検事に意見書を提出し、勾留請求を回避することができました。
Aさんの身柄が解放された後、すぐに被害者の方との示談に着手しました。当初、被害者の方は、「示談はするつもりはない。刑事処分を受けてほしい。」との意向でしたが、根気強く交渉し、Aさんの謝罪の意思を伝えた結果、なんとか示談が成立しました。
検事に、示談書及び弁護人の最終意見書を提出し、Aさんは不起訴となりました。
Aさんの奥様とお子様には秘密のまま、無事、本件は解決しました。
解決のポイント
弁護士の粘り強い交渉により示談が成立、不起訴処分になりました。
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