複数前歴前科ありの窃盗事件について、不起訴処分となりました。
- cases247
- 2017年09月26日更新
- 女性
- 財産事件
- ■犯罪行為 窃盗
- ■罪名 窃盗被疑事件
- ■解決結果 不起訴
事件発生の経緯
Aさんは、自宅近くのスーパーマーケットで万引き(500円相当)をし、その後警察署に連行され、夫が身元引受人となり、身柄解放されました。
本件以前に、万引きで前歴2件、前科1件(罰金20万円)がありました。
ご相談~解決の流れ
Aさんは、永住権を有する外国人であり、本件の処分によって、永住権等に影響がでることを懸念していました。
Aさんは、ぜんそくをわずらっており、本件当時、咳止めの薬を常用しており、咳止め薬を飲んでいる際にお酒を飲むことは、その処方上禁止をされていましたが、Aさんは母国からの友人が来日していたことから併用をしてしまいました。
本件は、併用によって、相談者の意識がかなり薄れている状態で行われたものであったため、その点を意見書で詳細に説明し、不起訴処分となりました。
解決のポイント
Aさんが、診察券、友人を母国から呼び寄せた際に書類等を所持していたいため、意見書を作成する際に、説得力のある意見書を作成することができた。
また、口頭でも担当の捜査官に連絡をとり、示談交渉を試みたが失敗に終わったこと、本件が、特殊な状況下で発生をしたことを丁寧に説明した結果、不起訴処分となりました。
また、口頭でも担当の捜査官に連絡をとり、示談交渉を試みたが失敗に終わったこと、本件が、特殊な状況下で発生をしたことを丁寧に説明した結果、不起訴処分となりました。
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